こんにちは!スライドメソッド公認インストラクターのNaokoです。
英語の発音を劇的に変えるためには、日本語とは異なる「英語の口と舌」を整え、「単母音3hoop(発音記号)のドーナツ笛」を正しく作ることが重要です。
今回は、正しいドーナツ笛の作り方について解説、簡単にできる練習法についてご紹介します。

Coolってかっこよく発音!クールは日本語!
例えば、「Cool!」とかっこよく発音しているネイティブスピーカーを見たことはありませんか?
でも、いざ自分で発音しようとすると「クール」とカタカナっぽくなってしまい、どうやって発音するのかわからない人も多いのでは…?
実は、日本語と英語の口や舌は全く違うのです!でも大丈夫!
ネイティブ英語の口と舌を『カンタン魔法の練習法』でマスターすれば、誰でも自然な英語の発音が手に入ります。
それでは早速やってみましょう!
なぜ日本人は英語の発音が難しいのか?
英語の発音がうまくできない原因は、 日本語と英語の「口」と「舌」の使い方がまったく違うからなんです。
1. 日本語の口の動き
日本語は 「アイウエオ」 というような日本語連動筋があって、口を尖らせたり、筋肉で唇をあつめると舌が細くなるのです。だから、日本語の口のまま英語を発音しようとすると、上手くできないのです。
2. 日本語の舌の動き
日本語の発音は、筋肉連動から舌の形が細くなるので、英語の緩やかな横幅広い舌の感覚を掴むのが難しいんです。
ドーナツ笛の発音は、 「横幅広く」「ゆるめた」自然舌 を確認するのがポイント!
3. のどと息の使い方
日本語は、のどで「うー」と音を伸ばす発声なので、のどを使ってコントロールしてしまいますが、英語は、息の流れを利用して音を作るのが基本。
この 「息の流れ」 をつかめないと、英語の発音の音になりません。
英語の基本位置を作るポイント
英語の口と舌をセットしてから他の笛や舌の練習をすることが重要です。
まずは 英語の発音の基本位置 を作りましょう。
✅ あごはふんわりぶら下げる(力を入れすぎない)
✅ 上唇・口角・ほおをぷよっと浮かせる(軽くリラックス)
✅ 下唇はスライドさせる(舌をゆるめて広く)
この3つを同時にセットして、「三角笛」 を作ります。
次に、英語の舌を作っていきます。
英語の舌を作るには、「横幅広くゆるめる」のがポイント。
- 三角笛のまま下唇と下歯の間にベロを入れる
- 「へー」と息を吐く
これを繰り返すことで、 英語の発音の口と舌が自然にセットできるようになります。
英語の各音には、笛、舌、声帯の有無、天窓の開閉の4つの条件があります。正しい方を理解し、再現することでいつでも英語の音が発音できるのです。

具体的な練習法(スラ指練習法 & 息トレ)
続いて、単母音3の口と舌の形を カンタンに習得できる 2つの練習法をご紹介します。
1. スラ指練習法(ドーナツ笛や巾チャック笛の時に)
スラ指練習法は、単母音3u:や子音Wのように上唇が集まる動きの音などの練習の時、『スライド(下唇つるん)自然舌のまま、あごゆる(あごは斜め後ろにぶらん)としたままにするために、スライドした下唇を指で抑える練習法です。
①ピヨピヨくちをします。(自然にあご斜め後ろに落ち、ベロは高い位置につるんと逃げる)
②スライドした下唇にXの方向に☝ 指をおいてアゴやスライドが戻らないようにします。
③ベロは高いところに置いたまま、上唇を浮かせ、ヘーっと息を吐きます。
2. 息トレ練習法(ドーナツ笛編)
息トレ練習法は、息で英語の音を作る練習法です。スラ指のまま、息だけが通る感覚をつかみます。
①ドーナツ笛の時は、英語の口をセットした後、あごぶらのまま、スライドした下唇の指を添えてキープします。
②そのままリーダーの巾着のゴムがスーッと集まり、息の通り道が狭くなったところに息を通します。
③その後、息を吐きながら三角笛にフワーッと戻るのを感じます。
ベロはいっさい変わらず自然舌のまま!あごはぶら下がったまま!スライドしたまま!
これを繰り返すと、 息が英語の物理を起こして発音する感覚が自然に身につきます!
日本語発音との違い & よくある間違い
日本語(クール) vs. 英語(Cool / ku:l)
❌ カタカナ英語の間違った発音
・『うー』は口が尖る
・あごが前に出る
・「クール」とのどで音を伸ばしてしまう
・「クうールう」になる(余計な母音がつく)
⭕️ネイティブ英語の正しい英語発音
✔ u: 発音記号がある
✔ 唇の外側がスーッと集まる
✔ あごはぶら下がったまま
✔ 息の通り道が狭くなったとこだけ発音
✔ ku:l 母音は一個
英語発音のチェックポイント
英語の基本位置からスタートできているか、3つのチェックポイントをご紹介します。
①スラ指でキープしてる?慣れるまでは指を使ってOK!しっかり口の形をキープ。
②舌の目玉(斜め前)が下唇裏にぬくぬく?重要!!発音した時に、舌がひっこんだり細くなっていないか確認。
③鏡でチェック!うー、とアゴが前にでたり、唇が突き出したりしていないか?
録画して自分の発音をチェックするのもおすすめ!
【まとめ】英語の口と舌を作る!魔法の練習法
今回は、『英語の口と舌を作る!魔法の練習法』ドーナツ笛についてご紹介しました。
日本人がネイティブのように発音できない原因は、ズバリ!日本語連動筋!
英語を発音するには、まず英語の口と舌を作り、英語の息を使った発声をすることが大切です。
日本人のための英語発音矯正、スライドメソッドをカンタンに練習できる練習法で、あなたもネイティブ発音にチャレンジしてみてくださいね。
何か一つでもヒントになって、受け取ってもらえたら嬉しいです。